●大学受験を目指す青年との出会い

昨年の六月のことでした。一人の青年が体験授業にやってきました。大学受験を予定しているが、現代文が苦手だとのことでした。

実際に話し、ともに学んでみると、学力自体は高く、理解力はあるということを実感しました。ただし、あと半年で果たして合格できる力を身につけることができるか、正直疑問に思ったのは確かです。

数日後、入塾の意向を伝えてくれました。ともに受験まで学ぶことになりました。もともと力があったのでしょう。どんどんと力を伸ばしていきました。現代文の過去問は、ほとんどの志望校で合格点を取れるレベルに達しました。他教科も相当頑張ったようで、志望校に入れるだけの学力を自らの力で獲得しました。そして志望校である獨協大学法学部合格の報せは、私にもとても嬉しいものでした。彼が楽しく実りある大学生活を送られることを、こころよりお祈りしています。

●受験生の合格体験記

僕は大学受験を決意後、自分なりに現代文を勉強してみましたが、どうも苦手意識がありました。そこで苦手意識を払拭したいというニーズにあった「国語の教室」を見つけました。

そして体験授業を経て受講が始まりました。授業は自宅との距離があるということで受験までZOOMで行いましたが、特にやりにくさを感じることなく進行できたと思います。初めの十回ほどは要約を中心にやりました。最終的には、それが読解と他教科の勉強にも役立ち、現代文への苦手意識は薄れていきました。それは自分自身の成長を感じられた部分でもあり、先生もそう伝えてくださり嬉しく思いました。

半年ほどの受講でしたが、先生の温かいご指導を感謝いたしております。ありがとうございました。

●要約を学びましょう

この体験記にもありましたが、要約は国語力をつけるうえでとても大切です。

国語の学習では、読むことと同じように書くことが重要です。どちらかといえば受動的な読むことだけではなく、能動的な学習である書くことを重視していくことが求められます。

なかでも文章を要約する学習をすることで、国語力は確実に伸びていきます。要約とは、論説文ならば筆者の「イイタイコト」をつかむことです。大切な部分と読み流してもいい部分を、見分けることが大切なのです。実際に入学試験では、「イイタイコト」がわかれば、多くの設問に正解することができるのです。

要約する際の留意点についてふれておきましょう。筆者の意見に当たる部分だけを簡潔にまとめることが、要約です。具体例、対立意見は文章をわかりやすくする飾りですので不要です。また、イイタイコトは何度も表現を変えて繰り返されます。言い換え表現も要りません。

要約を練習する題材としては、塾のテキストや入試問題、あるいは問題集で扱われている文章がいいでしょう。100~200字程度に要約することをおすすめします。

当塾の授業では要約の学習を重視しております。書くこと慣れていないお子さんはとても嫌がりますが、徐々に書く力、まとめる力が育っていきます。要約については、このブログで折々に取りあげていくことにします。