●進学してから3ヶ月が経ちました
月日が経つのは本当に早いもので、息子が中高一貫校に進学し3ヶ月以上が過ぎました。
学校生活には馴染みましたが、未だに苦労しているのは、朝起きられないことです。小学生の頃より1時間半早く起きて登校するため、早く寝れば良いのですが、そうもいかず、睡眠不足の日々が続いています。
休みが日曜日しかなく、ゆっくり寝たいけど友達とも遊びたい。やりたい事が沢山ある、と日々忙しそうです。なるべく早く生活リズムを整えてもらいたいと思います。
●漢字に力を入れる
前回の続きですが、息子の国語は、最後の最後まで安定せず、共学校の過去問をやらせると心情などが追いつかない出題文が増え、「何が書かれているのか」「何を聞かれているのか」さえ理解できなくなりました。中学入試で出題される文章は、大人でも読みごたえのあるものも少なくありません。6年生になると急に難しくなります。親としてもここまで求めるのかと複雑な心境になりました。
そこで、S塾の国語の先生に相談したところ、「精神年齢が高いほうが国語の文章読解には有利なので、入試までに間に合うかどうか・・・」と。あと1ヶ月というところで、「それを言っちゃあおしまいよ」と寅さんの名言が頭によぎりました(笑)。しかし、先生の言葉を聞いてかえって気持ちがスッキリし、平山先生がホームページに書いていらした言葉「やれるところまでやればいいんです」を実践することにしました。
どこに注力をすれば少しでも点数を取ることが出来るのか、息子と話し合い、漢字・語句をできる限り完璧にすることに決めました。息子の志望校は中学生で習う漢字が出ると言われたため、「漢字の要1」に加え「漢字の要2・3」も買い足しました。
漢字・語句は1回やっただけでは、なかなか定着しませんでした。2回転くらいは回しました。S塾の漢字採点に慣れてしまうと、入試の漢字採点は甘く感じられました。今の入試の流れなのか、「トメ、ハネ」をそこまで意識するよりも、丁寧にバランス良く書くことの方が重要に思えました。第一志望校の漢字採点は、「漢字のトメ、ハネまでみないが、丁寧に書いてほしい」と言っておりました。
息子から最近聞いた話しですが、「君たちの入試答案の字が汚すぎて読むのが大変でした」と先生がおっしゃっていたそうです。救ってもらえたような気持ちになり、嬉しく思いました。
学校によっては、「トメ、ハネまできっちり見ます」という学校もありました。志望校の説明会や個別相談会で学校によって漢字の採点ポイントが異なるので、確認すると良いと思います。
結果、漢字は全問正解でした。そこまでやる必要はなかったかも知れませんが、S塾の厳しさも功を奏し、やれるところまでやり切ったことが自信にも繋がったのだと思います。