●夏期講習を実施中です

当塾では、7月22日より夏期講習を実施しており、多くのお子さんが参加しています。現在、下記の通り、若干の空き時間があります(時間経過により埋まる可能性がありますのでご了承ください)。この機に国語や社会をしっかりと学んでみようという方々、ぜひとも下記にご連絡ください。なお、夏期講習と同時に、体験授業も実施しています。これは現在無料で行っています。こちらも合わせてご検討ください。当塾は、一対一の個別指導のみです。お子さん一人ひとりに応じた指導を心がけております。ご遠慮なくご相談ください。

ご連絡いただく際は下記までお願いします。お待ちしています。

https://form.run/@kobetsuhirayama-1177

●「出力」を大事にする

最近読んだ本に、池谷裕二さんの「パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学」があります。

この本にはとても興味深い記述があります。勉強するとき、読んだり書いたりする「入力」よりも、しゃべったり書いたりする「出力」が大事だということです。再読を繰り返しても知識は定着しないなどの記述があります。少し引用してみます。

~入力訓練にはほぼ効果がありません。むしろ覚えたことを思い出すとか、模擬テストを解くといった「出力」こそが重要です。~勉強において一番重要なことは知識の「出力」ー。これは脳研究者の間では有名な事実です。~

これを読んだとき、目からうろこが落ちる思いでした。自分自身、読んで知識を定着をすることはなかったな、書いて覚えたよな、などと思い出しました。また、教科を問わず問題演習をしている時が楽しく、また、実際のところ力がついていたように思います。

大学時代のことも思い出しました。私は教育学を専攻していました。哲学や教育史などの学びが中心でした。おぼろげながら、学びはもっと科学的に解明できるのではないかと考えていたのですが、実際の授業では、あまり実践的なことは学びませんでした。

はっきりとこれが大事とは言い切ることは、私にはできません。ただ、実際に自分で書いてみること、また、話してみることを、いつも当塾では大切にしています。それが確かな力になると思うからです。